インターネット回線の速度について

Posted: 2014年10月30日 カテゴリー: 雑学, PC, 携帯端末

100Mbps回線なのに100Mbpsも速度出てない!ナンデ!?

・・・達していなくて正解です。

一般に宣伝しているインターネットの100Mbpsとは”回線速度”を示し、
実際のインターネット使用時の速度は”通信速度(帯域)”として区別しています。
これはインターネットサービスが「ベストエフォート方式」で提供されているためです。

ベストエフォート方式: 英語で「最善の努力」と言う意味。

ネットワーク業界では、その場の利用環境によって性能や品質が変動するサービスが多いため、
「性能や品質は保証できないが、可能な限り最善を尽くします」と言う意味で使われる。
インターネット等の速度表記はその筆頭で、理論上で算出された上限値を通信速度の公称値と定めている為、
実際にその速度に達することはほとんど無い。

  (例) 100Mbpsの回線契約でも、実測は60Mbps。回線が混み合う時間帯は実測35Mbps。

 ★ bps : 正式名称はbit per second。1秒毎のビット数を示す。光回線やADSL、各種LANなどの通信速度の表記に使われる。
 ★ B/s : 正式名称はbyte per second。1秒毎のバイト数を示す。ファイル転送時などの速度表記で使われる。

 ◆ 速度単位の換算: 1Byte = 8bit  つまり  〔50 Mbps〕 ÷ 〔8 bit〕 = 6.25 MB/s
  (例) 100Mbps = 12.5MB/s  ,  60Mbps = 7.5MB/s  ,  35Mbps = 4.375MB/s
   【※ 実測値60Mbpsだと、1秒毎に7.5MBのファイル転送を行える、ということ。】

    ※ 正確には「1MB = 1024KB」ですがここでは便宜上、「1MB ≒ 1000KB」 としています。

 ◆ 効率の算出方法: 〔実際の速さ〕 ÷ 〔理論上の速度〕 = 〔伝送効率
   (例) 35Mbps ÷ 100Mbps = 0.35 (35%)

時間帯にも左右されますが多くの場合は、
契約した回線速度の伝送効率が50~80%程度得られれば安定していると思われます。

そんな状況で、自分の使用回線はどのくらいの速さがあるのか?
インターネットで「ネット速度測定」とキーワード検索すれば、その速さを測定してくれるサイトが見つかります。

(2014年11月19日:追記)
 ※ 下記で紹介している『Radish』様に、「みんなの測定結果」という項目があります。
   これは各自の測定結果を自由意志で公開している場になり、
   ”測定サーバ”、”回線・プロバイダ”、”都道府県”など絞り込み検索で誰でも閲覧可能です。
   回線種別と測定地の絞込みで、自宅近郊のネット速度実情も予測できます。(郵便番号は上3桁でも可)

ギガビット測定に対応した速度測定サイトは以下のとおり。

☆ 『 Radish Network Speed Testing 』
radish-logp

 

☆ 『 NURO 光 』
nuro-logp

 

☆ 『 KDDI SPEED CHECK 』  ※ IPv4接続は不可。IPv6接続ならauユーザーでなくても測定可能
eyecatch_large
 

☆ 『 IIJmio IPv6スピードテスト-β- 』  ※ IPv6接続限定、下りのみ測定
IIJmio-logo
 

△ 『 RBB TODAY 』  ※ 安定測定が450Mbpsまで。
rbb_logo
 

契約回線が100Mbps以下(ADSL含む)の方は、下記のギガビット非対応の測定サイトも利用できます。

★ 『 NTTフレッツ光 』
flets_hikari_logo
 

★ 『 USEN 』
usen
 

★ 『 速度.jp スピードテスト 高機能版 』
logo1
 

★ 『 OOKLA Speedtest 』※ 世界の主要サーバー(任意選択)との通信速度とPingが測定可能

★ 『 BNRスピードテスト 』※ 上り・下りのファイル転送速度を個別に測定
speedtest3
 

★ 『 BROADBAND SPEED TEST 』
bd logo
 

★ 『 BIGLOBEサポート

▲ 『 Yahoo! BB ADSL Speed Checker 』※ ADSL回線の速度限界まで測定
yahoo-bb
 

また今回は当方の契約回線がauのため、auユーザー用のスピードテストも実施しています。
ですので、それ以外の会員限定の測定サイトもあります。(下記HPは一部のみ紹介)

◆ 『 ケイ・オプティコム回線 』※ eo回線

◆ 『 コミュファ光 』※ 中部テレコミュ二ケーション

◆ 『 ピカラ光 』※ STNet

◆ 『 BBIQ 』※ 九州通信ネットワーク

Androidスマートフォン、iPhone、モバイルWi-Fiなど無線LANを利用されている方向けの測定サイトもあります。
測定時間が最速5秒という手軽さがあります。

■ 『 Rapidnet 』※ 下り150Mbps , 上り30Mbps
rapid logo
 

測定結果が想定していたよりも遅かった、なんて状況はよくあります。

ですが異常に低速だった場合(100Mbps回線の測定値が10Mbpsなど)は、いくつかの障害原因が考えられますので、
下記の項目をチェックして問題になりそうな箇所を探してみて下さい。

===宅内機器の確認===

 ▲ パソコンーONU(ADSLならスプリッタ)間で、ルータ機器を経由しているか確認。
  ⇒ ルータが1Gbbps(または100Mbps)に対応していますか?

 ▲ 回線速度に見合った機器を使用しているか確認。
  ⇒ LANケーブルはカテゴリー5eまたは6以上の規格を使用していますか?
  ⇒ パソコン、ルータの端子が1000BASE-Tに対応していますか?
  ⇒ パソコンのOSを古いものを使用していませんか?

===屋外での障害の可能性===

 ▲ 同じ地域で同じ回線速度の契約だが、他家と通信速度が異なっている。
  ⇒ 契約したプロバイダによって速度が変化します。
    プロバイダが運用しているサーバー性能が各社で異なる為です。

 ▲ 通信速度が24時間内で時間帯で変化している。
  ⇒ 同じ地域のユーザー数が多いほど、回線が混み合って遅くなります。

ちなみに米Akamai Technologiesが発表している「世界のインターネット 2014年第1Q版(1~3月版)」では、

 1位:韓国   (平均23.6Mbps)
 2位:日本   (平均14.6Mbps)
 3位:香港   (平均13.3Mbps)
 4位:スイス  (平均12.7Mbps)
 5位:オランダ (平均12.4Mbps)

世界の平均接続速度は3.9Mbpsだそうです。

IPv4によるネット人口区分では、

 1位:アメリカ  (約1億6300万)
 2位:中国   (約1億2400万)
 3位:ブラジル (約4150万)
 4位:日本   (約4000万)
 5位:ドイツ  (約3750万)

世界総数(IPv4のみ)で約7億9600万だそうです。

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最終更新日:2014年12月03日

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