無料通話アプリの比較

Posted: 2013年5月24日 カテゴリー: 雑学, PC, 携帯端末

今回はゲームから離れて通話アプリのお話です。

筆者を取り巻く環境でスマホやタブレットなどの携帯端末の所持者が増え、
いろいろ質問される事が多くなった話題の1つを纏めてみました。

それが掲題にもある「無料通話アプリ」についてです。

そもそも無料通話アプリとは何?、から質問されることもあったので、まずはそこから。
携帯電話やPHS利用の方には関係ない話でごめんなさい!

≪無料通話アプリとは何?≫

通話アプリは簡単に言うと、インターネット回線を使った通話ソフトです。

「VoIP」(Voice Over Internet Protocolの略)という技術を用いたソフトウェアの事で、
音声をデジタルデータに変換し、双方向の通話を可能にしたものです。
そのため昔からの電話回線網を利用せず、インターネット回線網を経由しています。

次に無料通話の無料とは「アプリ使用料」と「通話料金」が無料という意味で、
実際にはパケット通信(インターネット接続)による通信料金が掛かってきます。
ですが契約時にパケット定額プランに加入していれば、パケット通信費は毎月定額になるため、
通話による料金を節約できる、ということでもあります。

通話アプリ元々、文字チャットを主体としたソフトが前身で、
情報交換がメールよりも高速でリアルタイム性が高い。
そこに通話機能や画像転送機能などが追加されたものが、現行の通話アプリと呼ばれているものです。

当然の事ですが、同じアプリを利用していることが前提です。
別名の通話アプリで通信することはできません。

≪通常の電話と通話アプリの違い≫

「通話アプリ」
◆スマートフォン、タブレット、パソコンでのみ利用可。
◆お互いに同じアプリを利用していることが前提。
◆Wi-FiやLTEのような高速なネット回線が必要。
◆通話品質は回線速度、アプリ性能、機器性能に依存するため不安定。
◆通話時に相手のID(ニックネームや実名)が必要。
◆緊急ダイヤル(110や119など)にはほとんど非対応。

「電話回線」
◆電話会社との契約が必要。
◆必ず電話番号が割り振られる。
◆相手の電話番号があれば通話可能。
◆通話品質は高品質かつ安定。(電話機器の不具合を除く)
◆緊急ダイヤル(110や119など)に対応。

ここまでが通話アプリの基本です。

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≪代表的な無料通話アプリ≫

近年で携帯端末としては主流になってきたスマートフォン。
そのスマートフォンで使える通話アプリを比較してみました。(2013年5月調べ)
比較する項目は、「ユーザー数(利用者)」「対応する機器」「認証方式」「各種通話の有無」「スタンプ機能」「ファイル転送の有無」「Facebook連携」「その他の特徴的な機能」など。

VoIP_free_apri

<私的な評価>

LINE

2012年で日本で爆発的な普及し、他は韓国と台湾で利用者が多いアプリ。
通話機能よりも時間軸で書き込めるタイムライン式のSNSが主流。
チャットや画像を装飾できるスタンプ機能の人気が高く、一部は課金制。
広告費とスタンプ課金で運営されているようなもの。
今後はアジア~アフリカで展開予定だが、アメリカやヨーロッパでは利用者が少ない。

Skype

パソコンで普及していた通信ソフトの携帯端末向けアプリ。
無料通話の実績としては一番の古巣で世界的に普及、機能も豊富。
他アプリとは異ってE-mailによる登録利用が可能。
ビデオ通話とグループ通話にも対応し、有料だが一般電話回線への通話も可能。
しかしログインしていないと通話も着信もできないのが最大の難点。

comm

国産の無料通話アプリで、日本国内での利用ユーザーがほとんど。
利用には実名登録が推奨されていて、導入に難色を示す場合が多い。
複数の端末から同時に利用可能だが用途に厳しい。
機能面がまだ弱いため、今後のアップデートに期待。

Kakao Talk

韓国では超有名なアプリでLINEよりも普及している。
無料通話アプリで珍しくグループ通話に対応している。
全国230カ国以上で利用されいるが、各国間で見れば利用者数はそれほど多くない。
パソコン版アプリが無いため、携帯端末ネットワークのみの普及。

Viber

ヨーロッパ地域では主流の無料通話アプリで、NokiaやBadaに対応している。
パソコン間であればビデオ通話も可能で、Skypeに次ぐシェアを持っている。
操作がすべて英語表記なのが難点で、日本国内での利用者は少ない。
電話帳読み込みが必須だが、過去にセキュリティ事故の経歴がある。

050 plus

月額の有料アプリだが、同じアプリ間通話なら無料。
050電話番号を取得でき、一般電話と同じ扱いで利用のいわゆるIP電話。
通話特化なため、画像転送以外に機能はほとんど無い。
無料で留守番電話機能がある。
クレジットカード等の支払い登録が必要。

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<総評>

スマートフォンを中心に24時間体制で無料通話を楽しむなら「LINE」か「Kakao Talk」。
ビデオ通話やグループ通話など特定会話や、対応機器の利便性の高さなら「Skype」。
単純に電話番号追加と通話料金削減を求めるなら「050 plus」。

筆者は機器利便の高いSkypeを勧めていますが、
最終的にはユーザーの好みと、通信したい相手とのアプリの同一性が重要。

何だかんだでチャットやSNSを中心に考えてるユーザーにはあまり興味の無い話でしたね。
それでもAndroid端末・iPhone(iOS端末)・Windows・Macの垣根を越えてコミュニケ可能なツールとしては全て優秀です。

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最終更新日: 2013年05月24日

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