Windowsの軽量化①(ハイバネーション)

Posted: 2011年7月11日 カテゴリー: PC

Windowsの軽量化・その1(ハイバネーション)

対応OS:Windows XP, Vista, 7 (64bit含む)

ここではWindowsを軽量化(HDDへのデータ肥大化を緩和)して、空き領域を増やす作業です。

普段使っているWindowsも、システム領域として10~30GB以上のHDD領域を使っていると思います。
このシステム領域と呼ばれる場所は、OSとしてのWindowsデータだけでなく、マイドキュメントやデスクトップ、
インストールしたソフト領域、システム環境設定の保存とバックアップなども格納されています。

なので導入するソフトの数やシステム設定の状況次第で、HDDの使用領域も変わってきます。

そこで今回は、使用者によってはまったく使わない、「ハイバネーション」を無効化して、HDDの空き領域を増やします。

ハイバネーションファイル(hiberfil.sys)とは、
パソコンを休止状態にする際、メモリ内のデータを一時的にHDDへ保存するための予約領域のことになります。
(スタンバイ・休止状態・スリープにするときに使われる領域のこと)

なお、XPとVista/7では若干作動や特性が違います。

Windows XPの場合

休止状態:
  メモリ内のデータはHDDのhiberfil.sysに保存されます。
  復帰にはHDDからデータを読み直す事で起動時間を短縮します。
  電源OFF・シャットダウンと同等の省電力。
スタンバイ:
  メモリ内のデータはそのままメモリ内に保存され、高速に復帰出来ます。
  hiberfil.sysがなくても作動します。
  休止状態に比べるとPCは僅かに電力を消費しています。

Windows Vista/7の場合

スリープ:
  Windows XPの「休止状態」と「スタンバイ」の中間的な性質。
  hiberfil.sysにメモリ内のデータを保存しつつ、メモリ上のデータも残す。
  普段はスタンバイと同等の働きをするが、停電やコンセントを抜いた場合、HDD上からデータを読み直す。
  hiberfil.sysを削除しても、XP時代のスタンバイと同様の働きをします。

これらはあると便利な機能ですが、使わない人は全く使わない機能です。
今まで「休止状態は使った事が無い」と言う人はWindowsのハイバネーションを無効にしても構わないでしょう。
ハイバネーションを無効にしてもXPの「スタンバイ」、Vista/7の「スリープ」として作動します。

ハイバネーションを無効化する

Windows XPの場合

コントロールパネルの「電源オプション」で [休止状態] タブをクリックし、
「休止状態を有効にする」のチェックを解除します。
以上で完了。
もしhiberfil.sysがHDD上に残っていても手動削除してOK。

Windows Vista/7の場合

ハイバネーションの無効はコマンドプロンプト(管理者として実行)から行います。
スタート>アクセサリ>コマンドプロンプトを右クリックして「管理者として実行」

ハイバネーション(hiberfil.sys)を無効にしたい時は、コマンドプロンプト上で、
powercfg.exe /hibernate off
と入力すればOK
これでエクスプローラなどからシステムドライブを確認すればhiberfil.sysは消えているはずです。

再びハイバネーションを有効にしたいときは、
powercfg.exe /hibernate on
と入力すればOKです。

ステータスを確認したい時は、
powercfg.exe /a
と入力。

スリープはS1、S3のスタンバイとして利用可能、休止状態は有効にされていませんとメッセージが出ればOKです。

これで数GBほど空き領域が増えると思います。
無効化したくない人には使えない方法ですが、無駄な確保領域だと思う方には効果的です。

※注意※ ノートPCの場合
ノートPCの場合、バッテリーが少なくなってきた場合に強制的にHDDへデーターを避難させPCを休止状態にする機能が
非常に重要になってきますので、ハイバネーションの無効化は禁止です。

次回の軽量化は「仮想メモリファイル(pagefile.sys)」です。

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